
Photo © Winnie Küchl
ライナー キュッヒル
Rainer KÜCHL
元ウィーンフィルハーモニー管弦楽団並びに国立歌劇場管弦楽団第一コンサートマスター
元ウィ―ン国立音楽大学教授
キュッヒルカルテット、ウィーンリングアンサンブルリーダー
1950年オーストリア、低地オーストリア州 ワイドホーフェン・アン・デア・イプス市生まれ。11歳よりヴァイオリンを始める。1964年から1970年ウィ-ン国立音楽アカデミーにて、フランツ・サモヒル教授に師事。
1971年ウィ-ン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィ-ン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。1972年ウィーン・ホーフムジークカペレのコンサートマスターに就任。1973年ウィ-ン・フィルの仲間とキュッヒルカルテットを結成(外国、CDなどではウィ-ン・ムズィ-クフェラインカルテット)1976年より2021年までウィーンムジークフェラインにてキュッヒルカルテット独自の定期演奏会を続けた。
1982年ウィ-ン国立音楽アカデミー(現ウィ-ン国立音楽大学)正教授に就任。日本にて客員教授としても活動。ソロ活動としては、ウィ-ン・フィルハーモニー管弦楽団をはじめ、ウィ-ン交響楽団、ドレスデン国立歌劇場管弦楽団、NHK交響楽団等のオーケストラ、並びに指揮者ではクラディオアバドー、カールベーム、レナードバーンスタイン、ヘルベルトブロムシュテット、ツービンメータ、リッカルドムーティ、クリスティヤン・ティ―レマンらと共演。同時に数々のリサイタルや放送録音を行う。
1985年から2025年までウィーンフィルの伝統であるワルツを奏でるアンサンブル、ウィーンリングアンサンブルのリーダーを勤める。1995年ジュネーブにおける国連50周年記念式典では、ワールドオーケストラフォーピース(WOP)の世界代表コンサートマスター、並びに1998年長野冬季オリンピック開会式では小澤征爾の下オリンピックオーケストラのコンサートマスターもつとめる。
2016年ウィーンフィルハーモニー管弦楽団並びにウィーン国立歌劇場管弦楽団を45年の勤務ののちリタイヤーする。2017年より2023年までNHK交響楽団ゲストコンサートマスターを務める。のち諸外国にてソリスト、各楽団ゲストコンサートマスター、バイオリンレッスン、室内楽レッスンなどで活動。
受章、受賞等
1973年: オーストリア文部省よりソロ活動に対しモーツアルト
解釈賞を受賞。
1978年: キュッヒルカルテットの活動に対し、オーストリア・モーツアルト
協会より「フルーテンウア賞」を受賞。
1985年: ザルツブルグ州知事より金功労勲章受章。
1988年: オーストリア共和国より学術、芸術に対するオーストリア名誉
十字勲章受章。
1994年: オーストリア共和国に対する功績として共和国より
大名誉勲章を受章。
2010年: 日本政府より旭日中綬章を受章。
2020年: NHK交響楽団有馬賞受賞
2022年: ウィーンヨハンシュトラウス協会より
「金のヨハンシュトラウス賞」受賞
2025年: 低地オーストリア州への功績として金の名誉勲章受章
その他
1992年: ヴァキンガムパレスにてチャールズ皇太子、ダイアナ妃主催の
ジョージ・ショルティ80歳の誕生パ-ティにて御前演奏。
1999年: ウィ―ンヨハンシュトラウス協会名誉会員に選出される
2001年: ウィ-ン・フィル発足以来、現役のコンサートマスターとしては
初のウィーン国立歌劇場名誉会員に選出される。
2010年: 神奈川県川崎市の名誉親善大使第一号に任命される。
2017年: ウィーン・ホーフムジークカペレの名誉会員に任命される。